「デザイナーやアパレルブランドなどの顧客が将来欲しいと思うテキスタイルを開発して提案している」と自社の強みを語るのは尾州産地のテキスタイルメーカー、渡六毛織。創業から130年を超える毛織物の老舗メーカーだが、「かっこいいもの、きれいなもの、質感のあるものを〝ワタロクブランド〟として提供したい」(渡辺大社長)とする。
アイデアが支える
「当社はアイデアを考える人、アイデアをテキスタイルに具体化する技術を持つ人という、人に依拠している会社だと思う。特別な機械設備や製造技術を持っているわけではない」と渡辺社長。その上で、「〝このテキスタイルを作りたい〟という要望をかなえる職人とそれを支える長年の製造ノウハウがある」とする。
この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約いただくと続きを読むことができます。
すべての記事が読み放題の「繊研電子版」
単体プランならご契約当月末まで無料!