「オリエンタルトラフィック」 フェミニンな新ラインで若い世代にアプローチ

2025/04/17 06:26 更新


柔らかな色と装飾性の高いデザインに仕上げる。中敷きのロゴマークもフェミニンな雰囲気に

 ダブルエーは婦人靴の製造小売り業態「オリエンタルトラフィック」で今春、フェミニンスタイルに着目した新ライン「ORIENTAL TRAFFIC」の販売を始めた。20代~30代前半のファッション消費に意欲の高い層を対象に、都市部の17店で扱う。

 既存の「ORiental TRaffic」は、幅広い年齢層に向けてトレンドを程よく取り入れ、1シーズンに50~60モデルの靴を販売している。一方、自社の社員も含め、若い世代が花柄やフリル、ギャザーで装飾したマキシ丈ドレスなどフェミニン要素の強いスタイルを好む傾向があるという。そうした需要に対応して、ORIENTAL TRAFFICでラインナップを広げた。

 今春夏で30~40モデルを出す。シアー素材のコサージュやパールビーズが付いたスポーツサンダル、ラインストーンが付いたメッシュのパンプスなど、柔らかな色で装飾性に富んだデザインに仕上げている。価格は7000円台後半~1万円台で、ORiental TRafficよりも若干高めとなる。

 2月下旬から販売しており、ルミネエスト新宿店はORIENTAL TRAFFICとしてリニューアルした。チュールのビッグリボンが付いたツイードのカッターシューズは想定以上の売れ行きで、追加生産しているという。また、パンプスを履きたいニーズも高く、5.5センチヒールのパンプスが順調に売れている。

 ECは自社ECのほか、ゾゾタウン、アンドエスティで販売する。



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