5月は寒暖差の影響で夏物が振るわず、長袖の羽織り物が売れ筋だった。6月こそ半袖を売りたい。この夏はカジュアルなTシャツよりもブラウスやシャツの方が反応が良い。リボンなどのガーリーテイストは控えめに、小花柄やタイトシルエットなど、大人っぽいきれいなテイストが支持を集めている。下旬からセールを実施するブランドもある。人気アイテムのオフ率を抑えて利益を確保する動きがある一方、ノベルティー配布や値引きで集客を狙う店もある。(価格は税込み)
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アースミュージック&エコロジーサンシャインシティ店
腕出しスタイルが推し
レースをあしらったレーヨンのシアーシャツやメッシュのベストなど、盛夏物のトップを売りたい。バリエーション豊富なキャミソールトップと組み合わせて、セット販売を狙う。今季はミニ丈ボトムが少なく、フレンチスリーブやノースリーブのブラウスなど腕を出すスタイルに注目する。小花柄やブラウン系のシアーなど、フェミニンできれいなデザインに支持を集めている。
10~20代の若年層には、パフスリーブの小花柄ドレスが好評だ。ボトムはワイドシルエットのジーンズの人気が継続しているが、夏にも涼しく着られる薄手のロングスカートにも需要が集まっている。


ローリーズファームルミネエスト新宿店
着映えトップ拡充
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