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全員を衣服で救う
小野寺 私自身の出身が宮城県塩釜市で、親類などは石巻市や気仙沼市に住んでいます。震災当時を振り返ると「衣・食・住」の衣の部分はあまり意識していない、おろそかにされていると感じました。また、防災士の資格テキストにも、衣服に関する内容が皆無でした。私たちは「衣服は第二の皮膚」と考えています。有事に必要な「衣」の可能性を、被災地域出身の衣分野の研究者の立場から発信したい。
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