ユニフォーム業界は昨年6月に労働安全衛生規則が改正され、高温の作業現場など職場での熱中症対策が義務化された影響で、暑熱対策商品市場が活況だ。ワーキングでは昨春夏から電動ファン付きウェアが好調。元々多かった個人購入に加え、法人のまとめ買いが増加。保冷剤を使ったアイスベストなどの需要も増え、ホテルや飲食サービス分野にも市場が拡大中だ。
商機と見て、主力のレディスユニフォーム以外の暑熱対策商品のミニカタログを作り、2月の春夏物展で訴求したのはボンマックス。冷感防臭Tシャツや帽子、小型扇風機など約30品目を掲載。水でぬらし気化熱で冷却するファン付きウェアのインナーが4月に完売となり、救急箱のような熱中症応急セットも品薄になるなど売り上げに貢献した。
同社が7月の秋冬物展で打ち出したのは、クマ対策商品。鈴や笛などで威嚇するグッズ、顔や肩、体幹部などの防護服5点セットほか、人気だったのがクマ撃退スプレー。4種類のうち1種類は7月の発売後すぐ在庫がなくなり、追加生産中。同社はコロナ下で検査キットをヒットさせた実績もあり、「機を見るに敏」の姿勢の大切さを改めて実感した。
(陽)
