「20~30代の若い世代を中心に副業への関心が高い」とはあるベンチャー企業の社長の言葉だ。金銭的な不安を解消したいという理由以外にも新しいビジネススキルを習得する目的でプライベートの時間を活用し、副業をする人が増えているようだ。変化が激しく、企業の寿命が今後短くなると予想される時代だからこそ、自己学習は必須だろう。記者も副業ではないが、苦手な英語をアプリを使って学習するようになった。
学生時代は前向きに勉強をすることができなかったが、社会人になって勉強すると案外楽しめたりする。最近では需要の高まるエンジニアスキルを取得したいとプログラミングスクールに通う人が増えている。有効求人倍率を見てもIT業界は他業界に比べて高水準で、今後も成長すると予想されており、また異業界でもエンジニアを募集している企業が多いため、学習する人が増えているのだろう。
副業や自己学習などでスキルアップを目指す若者が増えている半面、社会人の平均学習時間は6分と、かなり短い。だからこそ、毎日30分でも学習する習慣を身につけることができれば、周りと差をつけられるチャンスだろう。
(悠)