東京マラソンに先立ち行われたランニング関連用品のトレードショー「東京マラソンエキスポ2026」は例年以上に盛り上がった。ナイキ、アディダス、プーマ、オン、ホカ、サロモン、ブルックス、アシックス、ザ・ノース・フェイス…。主要ブランドがこぞって出展し、未発売品や限定品を披露・販売した。
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各社が力を入れた理由は、国内ラン靴市場が活性化しているため。アシックスジャパンのパフォーマンスランニング部門の25年12月期売上高は前期比44.7%増で、伸び率で他地域を上回った。アルペンは昨年7月、旗艦店「アルペン・トーキョー」で1日に1254足を販売。「12時間に売れたランニングシューズの最多個数」としてギネス世界記録に認定された。
笹川スポーツ財団が25年10月に発表した調査では、推計実施人口は758万人。過去最高を記録した20年から約300万人減少した。日本人のラン人口自体は増えていないがマーケットが活気付いているのは、やはりインバウンド需要が大きく寄与しているから。外国人の旺盛な消費活動が、メーカー・小売りの積極的な投資を促している。
冬季五輪での国を超えた友情も記憶に新しい中、世界は再び不安と動揺に襲われた。スポーツに限らず産業の発展は安定した国際環境があってこそ。交流を途絶えさせる事態の早期収束を願いたい。
