《視点》寒くなれば売れる

2018/12/05 06:23 更新


 実際に着るときにならないとコートが動かなくなってきた。11月下旬の3連休も首都圏を中心に予想ほど売れなかったとの声が多い。コートを着て外出しても日中に気温が高くなってコートを脱ぐと荷物になる。脱ぐくらいだったら、着ていかないという人も多いようだ。コートを着ても不快にならないのは気温15度以下だと言われるが、最高気温が15度以下の日が続かないとコートはなかなか動かなくなった。今年は11月までは本格化しなかった。

 ただ、コートの先買いがある程度あった。先買いがあるということは実需期には着実に需要が表れると思われる。もちろんコートが売れるということは寒くなることが不可欠。すぐに着られるものを買うということだが、今着たい気分をそそるものであれば有望ではないか。

 年明けの実需に照準を定めるブランドも増えてきた。今年は昨年の売り逃し分と2月までの販売を見込んで、大半のブランドが増産で構えている。増産分の伸びが見込めるかはわからないが、買い逃した消費者が目立った前年に対して今シーズンはどう反応するのか。各社とも前向きのMDを組んでいるだけに実需期の盛り上がりに期待したい。

(武)


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