《視点》国のカネに関心を

2017/10/12 04:00 更新


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画像はイメージです(g0d4ather / Shutterstock.com)

   経済産業省は8月末に18年度予算の概算要求を財務省に提出した。来年度も引き続き、中小企業対策は重点の一つで、今年度と比べて15%ほど増額を要求している。中小企業が支える繊維産業の皆さんには、その内容に関心を持ってもらいたい。

 主な要求の中身を見てみると、販路の開拓や新商品およびブランドの開発、産地ブランド化の推進などを支援する「ふるさと名物応援事業」、海外市場を目指す企業を支援する事業、研究開発や設備導入を支援する「地域中核企業・中小企業等連携支援事業」などで増額要求した。

 この間、経産省が重視している事業再編や統合の促進による中小企業の活性化にも力を入れ、「事業承継・再編・統合促進補助金」として新規で予算獲得を目指す。併せて、事業承継・再編・統合時の税負担の軽減措置も求めている。

 予算の活用を検討する、しないに関わらず、国のカネの使途が、自分が関わる業界の範囲内だけでも情勢に適したものかどうか、あるいは利用しやすい施策かどうか見ておくべきで、意見することも必要だ。ニーズと乖離(かいり)した予算ほど無駄なものはない。経産省の役人もリアルな声を求めている。

 (嗣)


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