中国・上海から古巣の名古屋へ異動になり、早くも5カ月以上が過ぎた。この夏、久しぶりに足を運んだ繁華街・栄で、これまた久しぶりに二つのイベントに遭遇した。第15回世界コスプレサミットと第19回にっぽんど真ん中祭りだ。
コスプレサミットは35カ国・地域にまで参加が広がり、各国のコスプレイヤーが集結した。ど祭り(名古屋っぽい略称が良いと思う)は、2万人を超える踊り手がチームで演技を披露した。どちらも審査が行われるが、衣装は重要な要素だ。プロの業者に製作を依頼することもあるが、手作りも多い。生地や付属品、ミシン、メイクなど大きなマーケットになっている。
「アパレルは全然駄目。でも音楽事務所からの依頼が増えている」とプリント工場の社長。芸能関連のイベントのノベルティーやミュージシャンのグッズは、アパレル企業からの発注に比べて単価が高く、細か過ぎるほどの品質への要求もないという。
盛り上がるイベント。ファッション業界も乗っかってまやぁええがね。
(近)