《視点》機能性は標準装備

2017/07/14 04:00 更新


 春夏物では接触冷感や抗菌防臭などの機能商品が、もはや「標準装備」といえるほどに当たり前になってきた。店頭はすでにセールに突入しているが、寝具や肌着向けの商品では接触冷感を打ち出していない方が少数派だ。これらの機能性が広く一般化して数量も増えたのだろう。小売価格も、「それほど高くはない」と感じる。

 「洋服が売れない時代」といわれるだけに、販売する方も必死だ。より付加価値を高めた商品をお値打ち価格で販売することで、競合他社に打ち勝とうとする。このため売れ筋の機能商品は一気に広がるが、「この小売価格で販売者も生産者も利益を得られるのか」と心配になってくる。

 機能性の開発には当然コストがかかる。簡単に新しい機能が開発できるわけではないし、開発してもそれを商業ベースにのる低コストで量産する技術が必要だ。競争の過熱はやむを得ないとしても、機能商品を大切に売って一過性に終わらせず、ロングセラー商品となるようじっくり育てていってほしい。

(浅)


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