売り場観測・専門店レディス11月 重衣料が動き出す

2020/11/10 06:28 更新会員限定


 冬が近づき、重衣料の提案が本格化する。すでに10月の店頭で羽織り感覚で着られるリバーコートやウールコートが売れている店があったり、アウターを下見する客が増えているという声があったりして感触は良い。種類は軽さのあるリバーコートのほか、ノーカラーやテーラーカラーのコートを提案する店が多い。昨年はざっくりとしたオーバーサイズのロング丈が気分だったが、今年はロング丈でもややすっきりした、きれいめのシルエットが人気だ。一部ではショート丈が支持されており、新鮮。色への関心も高まっている。柔らかなオートミールやライトグレー、ロイヤルブルーのコートが動いている店があるほか、重くなりがちな冬の装いを明るく見せたいとカラーパンツのニーズが高まっている店もある。

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ドゥーズィエムクラスルミネ有楽町店

コート6万8000円、ニットトップ3万6000円、パンツ13万4000円「ドゥーズィエムクラス」、バッグ「ザ・ボロン」8万4000円、ブレスレット「ペリンヌ・タヴェルニーチ」1万6000円
コート7万5000円、ニットトップ3万6000円、パンツ3万円、レッグウォーマー2万3000円「ドゥーズィエムクラス」、ブレスレット(レザー)「ボンジュール・マダム」2万8000円、ブレスレット(ゴールド)「ペリンヌ・タヴェルニーチ」1万6000円、バッグ「ケイティ・ロクストン」8000円、シューズ「ブレンタ」5万4000円

《今月のアピール》

 10月はオリジナルのノーカラーコートやセーターが売れた。オリジナルのクラッチバッグや「アメリカーナ」のセットアップが特に人気で集客につながった。リアルレザーのパンツも好評だった。11月は毎年人気のタートルネックセーターやリバーコートが入荷する。新規客や、ふり客には定番のベーシックな商品を提案し、顧客にはロゴパーカやレッグウォーマーなどで新鮮さのあるカジュアルなスタイリング、遊びのあるアイテムの提案を増やす。「シッタパランティカ」の新作バッグや「スイコック」のサボもある。

アダム・エ・ロペアトレ恵比寿店

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