中に着るニットアイテムが軸になる。一枚で様になるセーターから、レイヤードで楽しめるカーディガンまで、様々なタイプをコーディネート提案する。残暑の時期を経て、ようやく店頭の見え方が秋冬らしくなってきた。重アウターは、通常通りのスケジュールで受注会や消化を進めている店もあるが、気候変動を受けて「まだ出さない」判断をしている店も。本格的な打ち出しは11月からになりそうだ。
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ドゥーズィエムクラスルミネ有楽町店
レトロなアイテムに女性らしさ
70~80年代から着想した「レトロモダン」がテーマ。ケーブル編みのセーターやレザーのブルゾン、チェック柄のコートにタイトスカートやパンプスを合わせるなど、トラッドに女性らしさを加えたスタイリングを提案する。ビンテージ加工したパーカやコーデュロイのパンツなど、大人が着やすいカジュアルなアイテムも推す。
ジャケットやTシャツなどの定番品は、毎年人気のブラックやホワイトに代わって今季はブラウンから売れている。オレンジのセーターや黄色のグローブなど、鮮やかな色物にも期待する。前月はアウターやバッグなどの雑貨が動いたが、今月はニットアイテムやボトムの提案に力を入れる。
アダム・エ・ロペアトレ恵比寿店
寒暖差楽しむレイヤード
「寒暖差を楽しむ」をテーマに、気温調整とおしゃれを兼ね備えたレイヤードスタイルを軸に提案する。ボタンの開け方で様々な着方ができるタートルネックのカーディガンとシャツ、シャギーのニットベストとロングTシャツの組み合わせなど。毛足のあるニットアイテムをプラスして、秋冬のムードを高める。
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