アーバンリサーチは20年春夏、新レディスブランド「ラート」をスタートする。販売は自社EC限定で1月31日から。20～40代の女性がターゲット。さりげなく女っぽさを引き立てるデザインと柔らかい色が特徴だ。
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着る人が「その人らしくいられる服」がコンセプト。「モテ」や「映え」ではなく、自分の中で着たい服を確立している人をイメージした。大人の女性のなめらかさや艶やかさを表現するため、ブラウスの襟元の切り込みやパンツの裾にスリットを入れ、ちらっと肌が見えるデザインにした。
カラフルだが落ち着きがあり、着やすいスモーキーカラーが多い。オレンジを「マーマレード」、チャコールグレーを「シャドウ」と名付け、ECで「色を選ぶ時にも楽しめるようにした」と仲林智佳ディレクターは話す。
春物は60型企画し、価格はトップ7000～1万3000円、ボトム1万3000～1万5000円、ジャケット2万3000円程度。オーガンディのガーメントケースを使い、箱を開いた時に「ちょっとした喜び」を感じられるよう工夫した。ケースは家で使うこともできる。
今月からSNSでの発信を開始し、今後は期間限定店を開く考え。「服でブランドの世界を確立していきながら、アクセサリーやバッグなども販売していきたい」という。
