ファミリーマートとアーバンリサーチはフランチャイズ契約を結び、協業による新業態店舗「アーバン・ファミマ!!」を20年2月11日に東京・虎ノ門にオープンする。
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森ビルが虎ノ門ヒルズ森タワーの隣接地に来年1月に完工予定のオフィス中心の大型複合施設、虎ノ門ヒルズビジネスタワーの2階に出店する。店舗面積はファミマエリアが316平方メートル、アーバンリサーチエリアが263平方メートル。両エリアの境に38席のイートインスペースを設ける。営業時間はファミマが午前7時~午後11時、アーバンリサーチが午前10時~午後9時。
「両社のノウハウを融合」させ、サステイナビリティー(持続可能性)をキーワードに、同施設の主力客層の都市型ワーカーに向けた「新たなライフスタイル提案型リアル店舗」とする。生活スタイル研究所が店舗プロデュースする。再生・再利用素材を壁紙や什器などに多用し、環境に配慮した店を作る。
ファミマはワーカーに向け、中食や土産物、本などを充実、カフェも設ける。アーバンリサーチは廃棄衣料をリサイクルした「コンポスト」の全商品、トラックの幌をリサイクルしたスイスブランド「フライターグ」のバッグ、オリジナルブランド「かぐれ」のオーガニックコスメのほか、インナーウェア、ソックス、タオルやアウトドア用品、ギフト雑貨、食品などを揃える。アイランドカウンターも店内に設置し、昼はカレーやスムージー、夜はクラフトビールやファミマの食材を使ったアレンジメニューを販売する。
イートインスペースには大型のデジタルサイネージ(電子看板)を配置して、両エリアからの情報を発信する。ヨガのワークショップやワーカー同士の交流を目的にしたイベントも開く。