浦和パルコ(さいたま市)は「街のランドマーク」(米山由紀店長)を目指し、足元商圏客のライフスタイルへの対応と地域連携イベント、「パルコらしさ」を重視した独自性の提案を一段と強化する。25年2月期のテナント売上高は約315億円(前期比11%増)で、2期連続で過去最高額を更新した。今期売上高も過去最高を目指す。
(有井学)
前期は21年度から段階的に実施してきた改装で、セレクトショップやコスメを中心に都市型MDを拡大するとともに、食や雑貨を軸に日常生活需要への対応も強化してきた効果が継続し、増収につなげた。併せて、期間限定催事を年間約130本実施し、成果を上げた。