ユニチカ 3Dプリンター用新フィラメント ドライヤーの熱で変形

2021/09/10 06:26 更新会員限定


試作のイヤリング。熱を加えて好きな形に変えられる(ファブラボ品川)

 ユニチカは、3Dプリンター用のポリエステル系フィラメントで、ドライヤーの熱で形を変えられる新素材「TRF+H」を開発した。3Dプリンターを使った自助具などをデザインしているファブラボ品川の協力を得て、柔軟性や耐割れ性などを向上させた。

(中村恵生)

 同社はPLA「テラマック」繊維の製造技術を応用し、透明でシャープな造形が可能な3Dプリンター用フィラメントを14年から販売。17年には造形後に30度強の温度を加えると形を変えられる〝感温性〟フィラメント「TRF」を開発した。

この記事は無料会員限定記事です。

今すぐ無料で会員登録

会員の方はこちらからログイン

関連キーワード会員限定



この記事に関連する記事