「ユニクロU」 パリで秋冬の新作を披露

2017/05/26 04:29 更新


 ユニクロは、クリストフ・ルメールがアーティスティックディレクターを務めるパリR&D(リサーチ&デベロップモン)センターから発信するライン「ユニクロU」17~18年秋冬の展示会を同社パリショールームで開催した。

 同ラインは昨年夏のデビューから3回目のコレクション。その機能性とディテールを知ってもらい、またデイリーウェアとして親しみを持ってもらおうと、ショールームをコーヒーショップのような雰囲気にして見せた。「3D・Uニット」(無縫製ニット「ホールガーメント」)のビデオをインスタレーションして、その利点やデザイン性をビジュアルで伝えた。

 商品はマットカラーのシームレスウルトラライトダウン、クリスマス向けラメ入りニットアイテム、鮮やかなカラーデニムなどを新たに投入した。

 ウィメンズではポリエステルサテンのブラウス、プリーツスカート、ドレスなどフェミニンなアイテム、ベージュやパウダーローズ、モネの絵画のような淡いレインボーカラーのデリケートなニュアンスのニットが充実。メンズはデザイン性を高めた高機能アウターやレイヤードが楽しめるアイテムを揃えた。

 展示会ではルメールらしいライトパッデッドコート、リバーシブルダウンコート、ラップコートなどのアウター、コーデュロイのワイルドレッグパンツ、ウールのモックネックドレスが人気だった。

(パリ=松井孝予通信員)





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