ユニクロの40周年記念特別展がパリ・ヴァンドーム広場で5日間開催され、約1万人が来場し成功を収めた。
(パリ=松井孝予通信員)
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09年のグローバル旗艦店「パリ・オペラ店」オープン以来、ユニクロはファッションウィークで数々の話題を提供してきた。本展はライフウェアを「アート」と「サイエンス」の視点から捉え、東レとの25年間の戦略的パートナーシップを背景に、これまでの成長の集大成の域を超え、未来を見据えた両社の挑戦を示すものだった。「生活をよりよくするものとは」をテーマに、単なる製品の展示にとどまらず、繊維に対する科学的知識を見て触れる没入型の仕掛けで、幅広い年齢層の来場者たちに素材の理解や環境意識を呼び起こした。学童保育のグループの来場も多く、次世代の好奇心を喚起する場でもあった。
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