国内ユニクロの7月既存店(703店)とEC販売合計の売上高は前年同月比8.7%増だった。中旬以降、真夏日が増え、夏物の売れ行きが活性化した。前半の気温の低かった時期に客足が遠のいたことが響き、客数は2%減だった。
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中旬から後半にかけて猛暑日も続いたことからエアリズムインナー、UV(紫外線)カットメッシュパーカ、ブラトップなど夏物需要が旺盛だったことに加え、カーゴパンツ、3Dメッシュクルーネックセーターなどトレンド要素を盛り込んだ商品も売れた。値上げした商品の売れ行きも良く、値引き抑制もできたため、客単価も10.9%増だった。
直営全店(795)にECを加えた売上高は12.1%増、客数1.1%増、客単価10.8%増だった。