ユニクロ 6月の既存店売上高3.4%減 後半に夏物実需が失速

2023/07/04 17:30 更新


 国内ユニクロの6月既存店(703店)とEC販売合計の売上高は前年同月比3.4%減だった。前半は気温の高い日が多く夏物が売れたが、後半は雨の日が増え気温も低下したため売れ行きが鈍化し、既存店売上高の前年実績超えは5月までの6カ月連続にとどまった。販促キャンペーン「感謝祭」の日数が前年より少なかったこともあり、客数も14.5%減だった。

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 前半に売れたのはブラトップ、エアリズムコットンオーバーサイズTシャツなど夏物実需商品のほか、タックワイドパンツ、カーゴパンツなどボトム類も引き続き好調だった。パンツ以外でも、ラウンドミニショルダーバッグが売れ続けるなどプロパー価格での販売が堅調で、客単価は12.9%増だった。

 直営全店(795)にECを加えた売上高は0.1%増、客数11.4%減、客単価13%増だった。

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