ユニクロ 防災の日にラジオ番組 服の備えの必要性伝える

2021/08/31 15:40 更新


災害時の服の必要性などについて話し合った(左からシェルバさん、紗栄子さん、山村さん)

 ユニクロとトーキョーFMは、9月1日の防災の日に合わせ、生活者の防災意識向上を目的としたラジオ番組を制作した。9月1日の午後8時半から特別番組として放送される。

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 8月31日に収録された「防災の日特別番組~考えよう、服の備え」では、災害時の服の備えの必要性について、災害支援活動を行っているモデル・タレントの紗栄子さん、防災システム研究所所長で防災・危機管理アドバイザーの山村武彦さん、ファーストリテイリングコーポレート広報部のシェルバ英子ソーシャルコミュニケーションチームリーダーが話し合った。シェルバさんは「災害時の支援は被災地のニーズを聞いてから動くため、服を届けるには時間がかかる」と話し、普段から備えの必要性を訴えた。

 ユニクロは台風や地震などの被災地の衣料品の寄贈など支援活動を行っている。ここ数年、地震や台風のほか豪雨など自然災害の発生件数は増えているが、水、食料は避難所で手に入ることが多いものの、清潔な衣服は用意がない場合が多いという。このため、服を普段から災害時のために準備しておく必要性を啓発したいと今回、トーキョーFMとラジオ番組を制作した。



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