国内ユニクロの20年12月既存店(727店)とEC販売合計の売上高は前年同月比6.2%増となり、7カ月連続で前年を上回った。中旬以降の気温低下で冬物が動いた。ただ、中旬以降は新型コロナウイルスの感染者数が首都圏を中心に急増したため客数は0.3%増にとどまった。
【関連記事】FR柳井会長兼社長に聞く 「分断でなく協調が未来を開く」
販促キャンペーンの「年末祭」が昨年より2日多く、ヒートテックやフリース、ウルトラライトダウン、カシミヤセーターなどの冬物が通常より安く買えたため、売り上げは伸びた。ヒートテックの毛布やルームウェアなども動き、客数も5.9%増となった。
直営全店(768店)にECを加えた売上高は6.1%増、客数0.3%増、客単価5.8%増だった。