《ポストコロナを見据えて・ファーストリテイリング柳井正会長兼社長に聞く㊤》分断でなく協調が未来を開く もうけより、まずはファン作り
ファーストリテイリングは今期(21年8月期)、過去最高水準の業績を見込む。新型コロナウイルスが猛威を振るい、欧米市場の苦戦は続くが、中国などアジアは復調の兆しがあり、日本もユニクロの既存店売上高が20年6月以降、前年を上回っている。柳井正会長兼社長は、働き方を変え、ライフスタイルの変化に沿った商品と店を作り、グローバルに売る姿勢が日本のファッション産業全体に求められていると強調する。生活者のニーズや価値観が大きく変化した今、どんな企業に進化しようとしているのか聞いた。
(柏木均之)
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コロナ禍の世界的な拡大は「戦後最大の人類の危機」。だが、噴出している問題の火種はそれ以前からあったと見ている。
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