《人手不足を乗り越える⑤》適所・適時を多様な人材で

2023/11/21 11:30 更新有料会員限定


サンプルのわた詰めを教わるネパール出身のプテンドラさん(左)(レスカリエ)

 育児や介護などの事情で一度退職したり、定年を迎えた人材、元派遣社員などを、新会社で正社員として採用し、週休3日制を取り入れる事例がある。

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 帝人フロンティアクオーレは、帝人フロンティア(TFR)の仕入れや売り上げなどの計上、入出金に関するサービスを受託する会社として22年4月に設立した。TFR業務管理部の一部事業を新会社に移し業務プロセス改革を進めた。

 入出金処理などが集中する繁忙期には多くの人手が要るが、それ以外は「もう少し少人数でできる」。そこで思いついたのが、週休3日の新会社を設立することだった。

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