障害のある人を雇用につなげる動きが広がっている。
【関連記事】《人手不足を乗り越える③》進む女性活躍、工場も改革
プリント加工の坂口捺染は今年の4月に1人、近隣の特別支援学校に通っていた学生を採用した。同社は以前から同校の職業訓練を毎年4~10人ほど受け入れている。今年採用した学生も、坂口捺染で2年間の職業訓練を経験した。
採用した学生は急な対応が苦手なものの、「(障害があることは外から見て)普段はほとんどわからない」(坂口輝光社長)様子だ。入社直後はTシャツの袋出しなど軽作業を担当し、現在はミシンでネーム付けの仕事を担っている。「1時間で50枚など、数字で目標を立てた方が伝わりやすい」という。
この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約いただくと続きを読むことができます。
すべての記事が読み放題の「繊研電子版」
単体プランならご契約当月末まで無料!