ユナイテッドアローズ 実店舗とECの融合急ぐ

2019/08/08 06:28 更新会員限定


 ユナイテッドアローズは、物流拠点の再編とICタグの全社への導入を進め、実店舗とECを継ぎ目なく結んだ買い物環境の整備を急ぐ。今期(20年3月期)が最終年度の中期ビジョンで掲げる経常利益で年平均8%の成長、最終年度で売上高に占める経常利益率7%以上などの目標必達に向け、実店舗、ECの双方でより買いやすいサービスを提供するのが狙いだ。

(柏木均之)

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 物流機能に関しては今秋から自社ECの運営を内製化する計画で、昨秋、物流拠点を流山センターと柏の葉センターの2拠点に集約し、準備を進めていた。ただ、運用する中で商品に品質表示タグを添付することや、店舗や通販サイトからの返送品のたたみ直しなどの各種付帯業務まで、主力の流山で行う体制では作業が複雑化するなどの課題もあった。

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