TSIホールディングスの子会社のハイブス(東京)は11月17日から、初のビューティーブランド「ボウブ」のスキンケア、コスメアイテムをECで販売する。11月1日からは伊勢丹新宿本店に期間限定店を出し、先行販売する。ブランドイメージの作り方などファッションブランドを運営するハイブスの強みを生かす。
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クリエイティブディレクターは、ハイブスのレディスブランド「メクル」のディレクター、マイさん。元々ビューティーに関する情報をSNSで発信して支持を得ていた。「メクルを立ち上げるときから、彼女の強みが生きるビューティーブランドをやる構想があった」と二階戸貴志社長は話す。
約2年間、商品開発に取り組み、準備が整ったタイミングで発表した。「発酵コラーゲン水」を使った、肌への浸透度が高いスキンケアアイテムが売り。材料には廃棄予定だった熊本県産トラフグを使うなど環境にも配慮している。
ECでの販売をメインに、期間限定店を積極的に出す。反応を見ながら、卸販売や出店など、販路を拡大していく予定。期間限定店ではマイさん自身が店頭に立つほか、集客の仕掛けとして什器もオリジナルで製作し、各地での期間限定店に持ち込む予定だ。
スキンケア商品は化粧水(税込み3960円)や美容液(5720円)など4点。メイクアップ商品は、肌の血色を生かす発色の良いマットな口紅(3300円)のほか、唇やデコルテなど様々な場所に使えるグリッター(2750円)などがある。