トランク 児島ジーンズストリートに複合型施設 テナント誘致を推進へ

2022/12/05 06:28 更新


2フロアで8部屋を備えた「トランク・シーズ・ギャラリー」のエントランス

 岡山県倉敷市の「児島ジーンズストリート」内にある複合型施設「トランク・シーズ・ギャラリー」。同ストリートで店舗を運営するTRuNK(トランク、岡山県倉敷市、田中正人代表)が開設したもので、ショップやオフィスのテナントを複数収容でき、今後店舗などの誘致を積極化する。

 同施設は、従来からあった建物をリノベーションして今年9月に開業。2フロアで、共有部分を除いた延床面積は410平方メートル強になる。

 計8部屋があり、すでに同社2店目となるメンズセレクト店「ファイブシー・イースト」(5_Cs east)がオープンしたほか、シャツメーカーのグロワール(岡山県倉敷市)がオリジナルシャツを提案する「セブンス・センス・フォークロア」が同ストリート内から移転・オープンしている。「オフィス兼店舗としての活用も想定した内装」(田中代表)にしていて、中小規模の事業者の出店支援も視野に、テナント誘致に注力していく。

 トランクは18年設立。19年に同ストリートでショップ「ファイブシー」をオープンし、オリジナルを含む国産ジーンズカジュアルアイテムを開始した。

 「接客で、この産地で物作りされているストーリーや付加価値をきちんと伝えれば、単価の高い商品を購入してもらえる」と児島ジーンズストリートの魅力を振り返る。「ここで様々な店を集め、ストリートの魅力をさらに高められれば」と話す。

同施設にトランクが出した「ファイブシー・イースト」


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