トレンドチェック春夏の立ち上がり

2016/02/03 06:24 更新


売れ筋はユーティリティーアウター 
ブラウス&パンプスに期待

 「スポーツ&ワークのスタイリングの初速が良い」「ブラウスに期待」。セレクトショップや百貨店で、春物が売れ始めた。定番のユーティリティーアウターが動いているほか、レース素材やデニムアイテムでも売れ筋の芽が出ており、春本番に向けてさらに広がりそうだ。

 トレンドテーマでは、発注時に1位だった「クラフトピュアネス」を抑えて、アウターを中心とした「スポーツ&ワーク」が1位となった。立ち上がりでは、毎シーズン同様に定番のカテゴリーが売れている。「〝アスレジャー〟をテーマにした打ち出しによって、ドレスなどのトレンドアイテムとスポーツアイテムのミックスが売れており、今後さらに拡大しそう」(三越)という声も挙がっている。

 シーズン全体の雰囲気がフェミニンに振れていることを受け、色柄では「白」「花柄」、素材では「レース」などの透け感のあるものが上位となった。「総レースのブルゾンの試着が多い。現状はヒットというほどではないが、幅広い年代に好評で、期待できる」(松屋)という。

トレンチコートなどの定番アウターが売れ筋。ノースリーブコートは春本番に向けて広がりそう(エストネーション内見会から)

続きは繊研新聞で



この記事に関連する記事