透け感のあるニットトップのレイヤードスタイル（「シャネル」25年春夏コレクション）
25年春夏はシアー素材のアイテムが充実する。繊研新聞社が有力店を対象に実施した「25年春夏トレンドチェック・発注」のアンケート調査で、「ライト＆シアー」がトレンドテーマでトップに躍り出た。
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猛暑への対応は、各店が試行錯誤しているところ。品揃えでは「猛暑に備え、Tシャツのバリエーションを強化。ビンテージテイストから立体モチーフ、異素材のレイヤードに協業まで、ありとあらゆるTシャツを幅広い価格帯で提案する」（リステア）、「暑い夏を意識して、Tシャツやブラウスの買い付けをシーズンを通じて強化する」（ユナイテッドアローズ）など、Tシャツを拡充する店が増えている。
そんな中、25年春夏シーズンで目立ったのはシアー素材を使ったアイテムだ。各ブランドから多数登場した。「見た目と着心地の両方で清涼感を与えつつ、ファッションとしても楽しめるアイテムとして重視した」（そごう・西武）など、多くの店が力を入れて発注した。
安定した需要を狙えるアクセサリーを強化する動きも。「今まで少ししか扱っていなかった財布やカードケースで初めて『トッズ』に別注した」（ロンハーマン）、「ヘアアクセサリーに重きを置いた。チャームやキーホルダーもバリエーションを揃えた」（リステア）などの声がある。
