東レの23~25年度中期経営課題 構造改革と高収益化を実行 ポリエステル短繊維などで成果

2024/11/25 17:30 更新有料会員限定NEW!


 東レは23~25年度の中期経営課題「AP-G2025」でスピーディーに事業構造改革を進めると同時に、高付加価値化による「戦略的プライシング」やサプライチェーンの工夫などで収益力を高める。24年度上期に一定の成果が発現、引き続きこれらの取り組みを実行する。

(中村恵生)

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 11月25日に大矢光雄社長、沓澤徹専務執行役員繊維事業本部長らが東京で会見し、中期の進(しん)捗(ちょく)などについて語った。大矢社長は「前中期までに設備投資をした案件で数量拡大する狙いだったが、情勢変化でこれが想定より弱まり、価値創出力に重点を置いて今年から再スタートした」と修正点を説明した。

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