東急不動産ホールディングス 東急プラザ銀座を4月に譲渡、運営は継続

2023/03/06 06:25 更新


 東急不動産ホールディングスは東急不動産が所有する商業施設、東急プラザ銀座(東京都中央区)を三井住友トラスト・パナソニックファイナンスに譲渡する。売買契約日は3月6日で、譲渡日は4月5日。譲渡価額は非公開。譲渡後も東急不動産が施設を運営する。

 同施設は銀座5丁目の数寄屋橋交差点に東急プラザの旗艦施設として、16年3月に開業した。海外ラグジュアリーブランドをはじめとしたファッション、雑貨、食を中心に大人客を対象にした上質な店舗を揃え、大型総合免税店なども入る。コロナ禍で、訪日外国人を含め、銀座への来街者が減少した影響で、苦戦していた。土地面積は2072平方メートルで、昨年3月末時点の帳簿価額は1185億9800万円。譲渡するのは「資産ポートフォリオ入れ替えによる効率性向上の一環」。



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