東急の社長に6月29日付で取締役兼常務執行役員だった堀江正博氏が就任した。新経営体制で来期(25年3月期)から新しい中期経営計画を開始、コロナ禍後を見据えた新たな街づくり戦略を加速する。堀江氏は幅広い事業分野での経験があり、百貨店、スーパー、SCなどを所管するリテール事業部長を15年5月から20年3月まで務め、東急モールズデベロップメントや渋谷スクランブルスクエアの社長も兼務した。堀江氏に街づくりやリテール事業を中心に今後の方針を聞いた。
(有井学)
幅広い機能深める
――社長就任の際の抱負、思いは。