日本繊維機械学会が再生糸普及へ取り組み 古着発の繊維to繊維の実装へ

2024/12/27 06:29 更新有料会員限定NEW!


再生糸ならではの色や風合いをPR(北陸ヤーンフェア)

 23年3月に発足した日本繊維機械学会の再生糸(さいせいいと)普及委員会。古着由来の紡績糸による繊維to繊維の社会実装へ向けた糸・生地・製品の研究、開発、分析、物性評価、啓蒙(けいもう)、PRなどに取り組んできた。再生糸ならではの魅力ある商品作りに挑む。

(藤浦修一特別編集委員)

混合素材で糸に

 同委員会は、環境負荷が大きいとされる繊維・ファッション業界の中で、「日本繊維機械学会の委員会、研究会の総力を結集して人と環境に優しい次世代の再生糸の開発、新しい糸文化の構築を目指す」として設立された。

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