宝塚ランジェリーデザインスクール 開校5年記念し作品展

2024/12/11 11:00 更新NEW!


在校生や修了生の個性的なランジェリーを一堂に展示

 宝塚ランジェリーデザインスクール(兵庫県宝塚市、粂井利映美=RIEMI学長)は、開校5周年を記念したイベントを12月5日から3日間、宝塚市文化芸術センターで開催した。スクールの在校生・修了生などが手掛けた作品を多数展示したほか、トークショーをはじめとする様々なイベントを開いた。

 展示コーナーには、ベーシック、アドバンス、テクニカルなど、それぞれのコース修了時の課題作品として、学生たちが制作した多彩な作品が一堂に並んだ。さらに、展示会に向けてオリジナル作品を制作した修了生などの作品、既にブランドを立ち上げたり、間もなくデビューを迎えるデザイナーたちの商品も披露。2年前に「インフィニティ・トリップ」を立ち上げた五十嵐飛鳥さんはブース出展で参加。フルオーダーのブラジャーを手掛けながら、オーダーサロンと制作の場所となるアトリエも福岡に構えている。

 協賛企業もそれぞれの展示コーナーで、ブランドや事業を紹介した。「オンユーモア」「マドレア」などの個性派ブランドのほか、有力資材メーカーやレースメーカーなどが集まった。そのほか、アーティスティックな作品も会場を彩った。グラフィックデザイナーの大崎淳治氏は、デザイナーたちの写真やメッセージをモノクロ写真のフレーム作品に仕上げた。ランジェリーのコンサルティングなどを手掛けるL.C.L.ホールディングスの石井正人氏は、独・バウハウスのデザインとブラジャーの構造を重ね合わせたペーパーモデルのブラジャーなどを展示した。

 会期中には、協賛企業など経営陣を講師に招いたトークセッションも開催。リバーレースメーカーの栄レースの澤村徹弥社長とRIEMI学長のトークショー、大崎氏とランジェリーEC企業であるヘヴンジャパンの松田崇社長、同社でPR戦略を推進する岡山耕二郎PRディレクターらのトークショーなどが開かれた。

栄レース社長らがトークセッションに参加


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