24年春夏に向けたファッションテキスタイルで、時代を超える美しさへの注目が高まっている。繊研新聞社がこのほど素材関連企業に実施したテキスタイルキーワードアンケート調査(4月3日掲載)で、24年春夏向けテキスタイルの重点企画を聞いたところ、伝統とモダンの融合や、異国の文化を意匠に取り入れた提案が目立った。
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モダンに昇華
スタイレム瀧定大阪は、「カルチュアル・エクスチェンジ」を主軸の一つにする。「様々な価値観と文化の多様性をモダンに解釈するフォークロアムード」だ。切り離して考えられがちな「伝統やクラフツマンシップと社会や環境に対する責任」が一体となったラグジュアリーを掲げる。ターゲットは「必要なものは何かを見極め、シンプルライフを豊かに送る環境配慮意識の高い消費者」だ。