ビンテージ感のある風合いや加工はここ数シーズン続いており、古着人気も手伝って生地の表情だけでなく、色柄にもそうした要素が求められるようになってきた。温かみのあるクラシックな雰囲気のベロアなど起毛素材、色柄ではチェックにも注目が集まっている。
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柴屋は、カゴ染めと呼ばれる技法を用いた綿100%コーデュロイの引き合いがあった。ブリーチ剤の浸透具合によってランダムに色が抜けるため、抽象的な柄表現が印象的だ。硫化染めのコーデュロイも製品洗いなどでフェード感がでる。
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