タキヒヨーは、毛紡績を手掛ける一宮工場(愛知県一宮市)でションヘル織機を動かす準備を進めている。ウール生地で知られる尾州産地の企業から買い取り保管していたものを、修理して再稼働させる。職人を1人確保し技術を継承していく方針。すでに試織の段階まで進んでおり、来年春ごろの商品化を目指す。
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技術者を迎え入れ
一宮工場に眠っていたのは、66年製のションヘル織機2台。10年前に滝一夫社長が尾州の機屋から買い取ったものだ。準備工程に必要なワインダーや整経機もある。その再稼働を目指し、10月に技術者の渡邉善之さんを迎え入れた。
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