高島屋大阪店は4月10~14日、7階催会場でサステイナブルイベント「ツナグマーケット」を開いた。高島屋全店の取り組みのサステイナブル活動「ツナグアクション」の一環で大阪店が独自に開催した。環境や福祉、技術の継承などの社会課題を含め、買い物を通じて「個性豊かなヒトとマチ」を身近に感じてもらうのが目的。福祉施設と共同で製作したアパレルや雑貨と、大阪製ブランド認定企業10社の商品を揃えた。
大阪製ブランド認定企業では、縫製メーカー、サンワード(大阪市)の引退した電車のつり輪や座席シートなどを再利用したバッグやポーチ、デザイン会社のアイ・シー・アイデザイン研究所(守口市)のシリコーン製の知育玩具など。
福祉施設のたんぽぽの家アートセンターHANAのアーティストがデザインしたバッグやコサージュなどを販売した。生地は宇仁繊維の廃棄予定だった生地見本と、ホームウェアメーカー、サロンジェの残反を使った。ほかにも、不用になったレジ袋をコラージュし、熱圧着したシートを使ったカラフルなバッグの「ポリフ」や、福祉施設の西淡路希望の家(大阪市)が手がけるオブジェや雑貨などを販売した。