ロサンゼルスを拠点とし、日本でも認知が広がっている「タダシ・ショージ」の18年リゾートコレクションは、レースを様々な手法で使ったドレスが充実する。ドレッシーになり過ぎない、昼に楽しめそうなデザインが多くなっている。
レースは白のクラシックな柄がほとんどで、総レースにベビーピンクや淡いブルーの裏地を貼ったドレス、胸と裾に部分使いしたキャミソールドレス、透け感のきれいなロングガウンなどがある。肩の部分がヌードカラーのチュールで、デコルテラインから裏地付きのレースになったドレスは、オフショルダーのように見えて、活動的に着られそうなのがいい。同じテクニックで肩が透けるケープが付いたドレスやコンビネゾンも目を引く。
新しく登場したクロシェのシリーズは、ちょっとレトロな味が今っぽい。レースと同じように裏地を貼ったミニドレス、セットアップできるカーディガンとタイトスカートなど。
プリントのタイプは、黒地に赤やグリーンのはっきりした花柄。バストの中心をリボン結びにしてみぞおちの素肌を少しのぞかせる、ほっそりしたロングドレスにした。
ロングドレス11万5000円