繊研新聞社は、業界の健全な発展に寄与するために「繊研サステイナブルコミュニティ―」を運営し、約1カ月に1回の頻度でセミナーを開催しています。今回は、3月29日に政府が閣議決定した、“外国人技能実習生が最長5年まで在留できる「特定技能1号」の対象に繊維業が追加”について、経済産業省の田上博道氏(製造産業局生活製品課長)と日本繊維産業連盟の富吉賢一氏(副会長兼事務総長)に登壇していただき、法案・制度の概要と対策についてお話しいただきます。
労働力不足が深刻化する繊維業界では、雇用可能期間が長くなる特定技能への追加の要望は強く、今回の対象分野拡大については「念願がかなった」と言えます。一方、繊維業が特定技能実習生を受け入れるためには4つの追加要件が設定されており、今後繊維業はさらなる人権対策が求められるほか、これまでは3年間認められなかった職場変更が可能になるため、他産業との人材獲得競争がますます加速する懸念があります。
本セミナーが、繊維・ファッション業界の“未来がみえる、共につくる”場の一つとなることを願っています。皆様のご参加・ご視聴をお待ちしております。
登壇者
■経済産業省 製造産業局生活製品課長 田上 博道 氏
■日本繊維産業連盟 副会長兼事務総長 富吉 賢一 氏
講演トピック
- 特定技能制度とは?今後、何がどう変わる?
- 「繊維産業における責任ある企業行動ガイドライン」について
- 繊維業が特定技能実習生を受け入れるための4つの追加要件
- 繊維業の課題と対策 など
こんな方におすすめ
- 外国人技能実習生を受け入れている、受け入れを検討している方
- 紡績、織布、染色、縫製など衣料品のサプライチェーンの川上に従事する方
- アパレル、OEM(相手先ブランドによる生産)メーカー、商社 など
セミナー概要
【タイトル】
変わる外国人技能実習制度、繊維業に求められる要件とは?~経産省・繊産連が解説する法案・制度の概要と対策~@+NARU NIHONBASHI
【日時】
2024年4月25日(木)18:30~20:00※途中参加・退出可能
【場所】
●会場(先着40名まで)
東京都中央区日本橋本町1丁目4−12 カネダ日本橋センタービルディング1階
+NARU NIHONBASHI(プラスナル ニホンバシ)
●オンライン
開催日前にメールにて視聴用URLをお送りいたします。
※お申し込み者のみを対象に、後日アーカイブ配信視聴用のURLをお送りいたします
【参加費】
無料
【申し込み締め切り】
2024年4月24日(水)正午まで
【タイムスケジュール(予定)】
18:15~18:30 開場・受付開始
18:30~18:35 開会のあいさつ
18:35~19:05 経済産業省 製造産業局生活製品課長 田上氏 講演
19:05~19:35 日本繊維産業連盟 副会長兼事務総長 富吉氏 講演
19:35~19:55 質疑応答、参加者の交流
20:00 閉場
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お問い合わせ先
繊研新聞社 サステイナブルコミュニティー事務局