《トップに聞く》角南被服社長 角南博和氏 工場の強み発揮し受注好調

2024/05/08 12:30 更新有料会員限定


角南博和氏

 角南被服(岡山県倉敷市)はジーンズを主力とする縫製工場。どんなパンツも縫えるオールマイティーな工場として知られる。近年はヘビーオンスデニムを使うなど、手間のかかるビンテージタイプの受注が増えている。地元で毎年開催されるオープンファクトリーイベント「繊博」に継続参加するなど、人材の採用に注力している。

(小畔能貴)

 国内の生産能力の回復がなかなか進まず、23年は当社の生産ラインも半年先まで受注で埋まっていました。現在(24年4月時点)は7月まで埋まっています。全体の7割強を上位5社(ブランド)が占め、残りは15社といった取引状況です。

 輸出を大きく伸ばすブランドが複数ありますが、全体では取引先によって発注量に差がついてきている状況です。前年実績で構えてはいますが、良いところとそうでないところがはっきりしていくかもしれません。

この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約いただくと続きを読むことができます。

すべての記事が読み放題の「繊研電子版」
単体プランならご契約当月末まで無料!

今すぐ登録する

今すぐ登録する

会員の方はこちらからログイン

関連キーワード電子版購読者限定



この記事に関連する記事