ODM(相手先ブランドによる設計・生産)企業のサンエース(岐阜市)は、来年1月のピッティ・イマージネ・ウオモに、「Jクオリティー」が進めるファクトリー・ブランド・プロジェクトの中の一社として初めて出展する。自社ブランド「dDDD」(ディートリプルディー)を海外バイヤーに披露する。オンリーワンを武器に、新たな市場に挑戦する。
(森田雄也)
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ディートリプルディーは15年ほど前に立ち上げました。海外市場を開拓する狙いで、パリ合同展のフーズネクストに出展し、百貨店バイヤーに提案してきました。現地のバイヤーは単なる売れ筋を買い付けるのではなく、自身が感動した物、良いと思った物を仕入れてくれます。いわゆる目利きですよね。実際、評価してくれたバイヤーは「すぐに欲しい」と言ってくれ、フランスやイタリアの小売りに卸販売していました。日本向けのビジネスが忙しくなり、5年ほど続けた後に休止していましたが、今回同業の経営者に声をかけてもらい、再度挑戦することにしました。
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