商品減でも販売増 スポーツで広がる〝ゆとり型店舗〟

2024/01/19 08:00 更新有料会員限定


フロア中央にサークルを設けるニューバランス吉祥寺

 スポーツ業界で、商品の陳列数を思い切って減らして、売り上げや販売効率を高める売り場作りが進んでいる。空間にゆとりや遊びを持たせることで、客と店員、客同士のコミュニケーションを促し、商品を吟味・選びやすくする狙いだ。ECとは異なる買い物体験を提供し、店と客との新たな関係を構築する試みとして注目だ。

(杉江潤平)

【関連記事】新業態開発が盛んな大手スポーツ専門店 都心の大型店が相次ぐ

 ニューバランスジャパンは23年12月8日、東京・吉祥寺に路面店「ニューバランス吉祥寺」(店舗面積453平方メートル)を開いた。売り場は2層で、両フロア中央には円形の低い什器と長椅子を設置。試し履きなどしながら販売員と客、または客同士が自然と言葉を交わせるようにしている。

この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約すると続きを読むことができます。

ランキング形式のデータブック
プレゼントキャンペーン実施中!

キャンペーン詳細はこちら購読案内はこちら

キャンペーン詳細はこちら購読案内はこちら

会員の方はこちらからログイン

関連キーワード電子版購読者限定ピックアップニュース



この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事