大手スポーツ専門店は、新しい店舗業態の開発に力を入れている。これまでの郊外のロードサイドやSCではなく、都心部への出店を拡大したり、店舗のコミュニティー機能を強化するなど新タイプの店舗を開設している。コロナ禍の沈静化によりスポーツイベントが正常化し、店頭にも客足が戻る中で、新規顧客の獲得を狙う。
(小田茂)
念願の名古屋・栄
アルペンは、24年春に名古屋・栄の商業施設「ナディアパーク」で東海地区の旗艦店「アルペン・ナゴヤ」を出店する。旗艦店は22年の東京、23年9月の福岡に次ぐ3店目。他の旗艦店と同様に「スポーツデポ」「ゴルフファイブ」「アルペンアウトドアーズ」の3業態を集積した都心立地の大型店となる。
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