双日インフィニティは19年春夏から、「マックレガー」のレディスで新ライン「フェリシティマックレガー」をスタートする。既存ラインよりも下の30代女性を主対象にモダンなプレッピースタイルを提案する。既存販路と一線を画し、EC、期間限定店、SCなど都心商業施設への出店を計画する。
(大竹清臣)
既存のマックレガーのレディスは百貨店販路で50代以上の女性が中心顧客のため、ブランドのDNAであるアメカジスタイルを表現しにくかった。そのため、新ラインでは対象顧客を変えて既存ラインとの複合売り場ではなく、単独出店で次世代向けに提案する。
春夏物はビッグシルエットのリメイク風ブラウスをはじめ、抜け感のあるワッフルのカーディガン、ケーブル編みとストライプ生地の羽織り物、デニムアイテムのセットアップなどを出す。ブランドアイコンのドリズラーは綿・ナイロンで軽く、抜け感のあるシルエットに仕上げた。ウサギやフクロウなどをモチーフにしたワッペンをニットポロシャツなどのワンポイントに使う。ドロップショルダーのビンテージ調Tシャツもある。
品質を維持しつつ、価格帯は既存ラインよりも1~2割低く設定する。ブルゾンで2万円前後、カットソーアイテムで5000~1万円、シャツで1万円半ばを予定。