シャツメーカーの来春夏物 布帛シャツ以外のアイテム開発加速

2020/09/20 06:28 更新


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 シャツメーカーの専門店・GMS(総合小売業)向けの21年春夏商品は、リモートワークなどが定着するニューノーマルを見据え、オフィスだけでなく自宅で着用できるアイテムが豊富になる。シャツのほかTシャツやジャケット、カーディガンなどにアイテムを広げる動きも活発だ。

 フレックスジャパンは、「急速にニューノーマルへと移行する」として、カジュアル化が進行するビジネススタイルを①ドレッシー②リラックス③ホームビズ④サイクルの4段階に分けて提案する。

 ドレッシーはビジカジ入門編と位置づけ、シャツをパンツにインすることは崩さず、立ち襟仕立てやスナップボタンなどを取り入れる。リラックスはタックアウト前提のノーカラーシャツが充実。ホームビズは布帛のTシャツなどを揃えるほか、ニットシャツとパンツ、カーディガンとパンツの組み合わせの「おうちセットアップ」を打ち出す。サイクルは「自転車通勤に適したシャツ」で、ラグランスリーブで肩を動きやすく、ベンチレーションやスナップボタン、リフレクターなどをつける。

 また、カジュアルスタイルをトータルで提案する新ブランド「リラスマ」を開始する。シャツ6型(1900円から)、カーディガン4型(3900円から)、ジャケット(6900円から)とパンツ(3900円から)のセットアップ4型でスタートする。直営店での販売のほか、卸も見込んでいる。

テレワークのアイテムとしてはシャツ以外を提案する(フレックスジャパン)

 山喜は、メンズではスポーティーやリラックスを切り口に、プルオーバーのポロシャツやバンドカラー、ノーカラーのシャツ、Tシャツ見えするシャツなどノータイ前提のアイテムを打ち出す。またカジュアルシャツの新ブランド「パネライ」を立ち上げる。トリコットの素材をカジュアルに仕立てるもので2900円から。

 レディスはサステイナブル(持続可能性)とニューノーマルをテーマに訴求する。シャツブラウスにこだわらない提案を強化する。キーワードは①リモートワーク映え②シャツアパレルならではの機能や加工技術③セレクトショップやユニフォーム分野など新規チャネルの開発――の三つに設定。ネックコンシャスのブラウスや、抗ウイルス加工や透け防止のアイテムが充実するほか、カーディガンとジャケットの中間アイテムの「ジャーディー」やシャツとパンツのセットアップ、ワンピースなども開発する。

 素材はシアーを多くして繊細でクリーンな印象をだしたり、オーガニックコットン混やバンブー使い、再生ポリエステル、麻なども多用する。色はブルー、イエロー、パステルカラーを軸に、トーンを揃えたトップとボトムのセットアップのスタイリングを推す。

ノータイ前提は当たり前になった(山喜)

(繊研新聞本紙20年8月24日付)


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