シップスはECを主な販路とする初のレディスブランド「カランシエル」を23~24年秋冬物からスタートする。40代前後の働く女性をターゲットに設定し、仕事にも日常にも使えるコートやデニムアイテムなどを企画した。ショート動画の配信やチャット接客を導入するなど、オンラインのコミュニケーションを軸に新規客獲得を狙う。
(相神優波)
同社の女性顧客の中でも特に多い40代前後の客にターゲットを絞り、「多忙な現代の働く女性に寄り添う」ことを目標に開発した。コロナ禍で既存レーベルのEC比率が上がったことを受け、ネットを軸としたブランドの必要性を感じていたという。ブランド名に「シップス」という名前を入れないことで、既存顧客だけでなく新しい客層を広げたい考えだ。