しまむらは5月に70周年を迎えた。売上高でも店舗数でも有数のチェーンストアとして、衣料品のライフラインともいえる存在感を示している。もちろん、右肩上がりで成長を続けてきたわけではない。この10年でも後退局面はあり、それを乗り越える中で時代の変化に対応、成長性を回復してきた。再生の完了を控え、次をにらむ姿を追う。
(田村光龍)
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20年度に業績反転
「やるべきことをやらず、やってはいけないことをやっていた」。鈴木誠社長は16年度に当時の最高業績を記録した以降の落ち込みを振り返る。
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